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沢山のマウスを使ってコスパが良く使いやすい「おすすめ」を見つけた【体験談】

ほとんどの方が仕事でパソコンを使用すると思います。私は,仕事で毎日10時間程度はパソコン作業をするため,できるだけ快適なマウスを使いたいと思い,沢山のマウスを試してみました。その中で,十分な機能を有しており,最もコスパが良いと思ったマウスを紹介します。

 

この記事は以下の人に向けたものです

・快適でコスパの良いマウスを探している人
・マウスを買い換えたいけど,どれが良いかわからない人

 

目 次

1. 自分に合ったマウスでPC作業のストレスを低減

テレワークが増えてきた今,会社だけでなく,自宅のPC作業環境を整えることが重要になってきました。

マウス選びでは,いかにPC作業のストレスを軽減できるかが重要なポイントです。

私の場合,最も重要視するのはマウスの感度です。
少し横にマウスを動かした場合,それに応じてポインタも動いてくれないとストレスを感じます。

また,マウスパットを使うのが好きではないため,机の上でもストレス無く反応してほしいと思っています。

ビッグカメラやヨドバシカメラなどの実店舗に行けばマウスを実際に触れますが,持ち心地やクリック感は把握できても,肝心なマウスの感度はわかりません。

そのため,本記事では,沢山のマウスを試した結果をシェアします。

 

2. 私が試したマウスたち

今,私の手元にあるマウスだけでも,以下の写真のように8つもあります。

他にも,会社に置いているマウス,壊れて捨てたマウスを含めれば,使ったことがあるマウスは相当な数になります。

それぐらい自分にとってマウスは重要です。

細かなPC作業をするときにマウスの感度が悪ければイライラしてしまいますからね。

 

3. マウスの種類

マウスには,主にどんな種類があるかを整理します。

種類がわからなければ,自分が欲しいものを見つけにくいためです。

種類は知っている人は,この章は飛ばして,次の章のおすすめのマウスを見てください。

それでは,以下の4つの種類ごとに見ていきましょう。

マウスの種類

①接続方式
②マウスセンサー(読み取り方式)
③マウス形状
④マウスボタン

 

①接続方式

主に下表の3つに分類できます。

有線接続だとマウスの電池が不要というメリットがありますが,PCとマウスの距離を近づけないといけないため,昇降式デスクには適していません。

ワイヤレス接続とBluetooth接続は,ケーブルが不要なため見た目や使い勝手は良いですが,マウスの電池交換や充電をする必要があります。

特にBluetooth接続は,PCのUSBポートを使用しないため,ノートPCの使用に便利です。ただし,デスクトップPCにはBluetoothが装備されていないものも多いです。

【マウスの接続方法の種類】

接続方式 接続方法 特徴
有線 PCとマウスをUSBで接続 マウスの電池が不要
ワイヤレス
(無線)
PCにUSBの受信機を接続 Bluetoothが装備されていないPCでも使用可能
Bluetooth
(ブルートゥース)
Bluetooth機能を使ってPCとマウスをペアリングして接続 PCのUSBポートを使用しないためノートPCに便利

 

 

②マウスセンサー(読み取り方式)

主に下表の4つに分類できます。ただし,今はほとんど使われていないボール式は除きます。

購入時には必ずマウスセンサーの方式を確認しましょう。すでに購入したマウスの場合はマウス下面を見て,光の色で判断できます。

赤色の光なら赤色LED,青色の光ならブルーLEDです。光が見えなければIR REDがレーザー式で,読み取り方式が文章で記載されている場合があります。

少し値段は高くなりますが,感度が最も良いレーザー式がおすすめです。

【マウスセンサーの種類】

マウスセンサー 感度(マウスの反応) 備考
赤色LED
(光学式)
感度は普通 光沢と透明な素材上では利用不可
IR RED 感度がイマイチだが,マウスの電池が長持ち 同上
ブルーLED 感度はそこそこ良い 光沢がある素材では利用不可
レーザー 感度はかなり良いが値段が高い いろんな素材でも利用可能

 

③マウス形状

マウスの形状は,主に下表の3つに分類できます。

どちらが良いかは好みです。私は特にこだわりはありませんが,強いて言えば,長時間使用する場合は,手の形状にあった「右手・左手用」が好きです。

トラックボードは好き・嫌いが別れやすいうえ,初めて使う場合はクセがあるためまともに使うことが出来ません。私が初めて使ったときは苦労しましたが,2~3日使い続ければ慣れました。今では,気分転換にトラックボード式のマウスを使っています。

【マウス形状の種類】

マウスの形状 特徴 備考
左右非対称 右利き・左利きのどちらも1つのマウスで利用可能 一般的なマウスの形状
持ち運びしやすい薄型マウスもある
右手・左手用 どちらか片方の手専用の形状 人間工学のデザインもある
トラックボード 親指等でマウスのボールを操作
マウスを動かすスペースがなくてもPC操作可能
好き嫌いがはっきり別れやすいマウス

 

 

④マウスのボタン

主に下表の2つに分類できます。

どちらが良いかは好みです。私は特にこだわりはありませんが,ゲーマーは,多機能ボタンの方が良いそうです。

【マウスボタンの種類】

マウスのボタン 特徴 備考
2ボタン+ホイール 左クリックと右クリック用のボタンに加え,中央にスクロール用のホイールがある 一般的な形状
多機能ボタン 2ボタン+ホイールに加え,進む・戻るなどのボタンが配置

 

 

 

4. おすすめのマウス

沢山のマウスを使いましたが,買ってよかったと思ったマウスのみを紹介します。

良かったと思うものは限られており,ここでは2つだけ紹介します。

それでは,見ていきましょう。

① コスパが良いマウス(右手用)

今まで使った中で,必要な機能を有していて,最もコスパが良いと思ったのは以下です。

 

レーザー式のため,マウスの感度がとても良く,少し動かしただけでもちゃんとポインタが反応してくれます。これはめちゃくちゃ大事です。

レーザー式は通常ある程度値段が高くなりますが,これは比較的安価なためコスパが良いです。ちなみに,クリックが静音タイプでないもの(クリックしたときにカチッと音がするやつ)は,さらに安くなります。

接続タイプは,無線式のため,PC本体とマウスの距離も気にしなくてよく,昇降式デスクにも適していますし,Bluetoothが装備されていないデスクトップPCでも利用可能です。

他にも,静音ボタンがクリックして気持ち良いですし,手の形にあうフォルムで長時間作業でも手が疲れにくいです。また,5つのショートカット用のボタンがあり便利です。

 

② トラックボード式のマウス(左手用)【参考】

以下の左手用のトラックボード式のマウスもたまに使っています。

 

私は右利きのため,PC机でご飯を食べながら(右手で箸を持ちながら),左手でマウスを操作できるためです。

利腕と逆の左手用マウスは少々使いづらいのですが,慣れればネットサーフィンするくらいは問題なく使えます。

しかも,利手の反対を使うことで,テンキーが使いやすい,肩こりが軽減する(気持ちになる),左手が器用になった満足感も得られます。もちろん,「Ctrl + C」などのショートカットが使いにくくなるデメリットもあります。

利き手の逆のマウスを使うメリット・デメリットは,例えばこの記事(外部記事)をご覧ください。

 

5. まとめ

本記事では,沢山のマウスを使用した私が,マウスの種類,おすすめのマウスを紹介しました。本記事のまとめを以下に記載します。

  • 自分に合ったマウスを使うと,PC作業のストレスを軽減できます。
  • マウスの種類は,主に,①接続方式,②マウスセンサー(読み取り方式),③マウス形状,④マウスボタンがあります。
  • 私の場合,マウスの感度が最も重要なため,値段は少し高くなりますが,「②マウスセンサー(読み取り方式)」は,レーザー式のマウスがおすすめです。
  • 今までつかったマウスの中で,必要な機能を有しており,最もコスパが良いと思ったマウスは「エレコム M-XGL20DLSBK」です。