マイル修行を考えているあなたへ(2019年にANA,2020年にJALのマイル修行をした体験談)

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ANAやJALの上級会員になって,ラウンジを利用したり,優先搭乗したい。でも,マイル修行はお金と時間が必要なため,実施するかどうか悩んでいるという方もおられるでしょう。

私もその一人でしたが,一度上級会員になってしまえば,半永久にその恩恵を受けられるという魅力に魅かれ,2019年にANA,2020年にJALのマイル修行を実施しました。

本記事では,マイル修行を考えている方に向けて,私が実施したマイル修行を紹介するとともに,そこから得た知見や感想をお伝えします。

1. マイル修行で得られるメリットと修行をしようと思った理由

これまでの私は,マイル修行についてほとんど知りませんでしたが,会社の同僚が2018年にJALのマイル修行をしてJALグローバル会員のステータスを得たことを誇らしげに話してきたことがきっかけに,マイル修行について調べ,自分もやってみようと思うようになりました。

マイル修行をしている芸能人がテレビに出ていたりするので,ご存じの方もいるかもしれませんが,私はあまりテレビを見ないためマイル修行の存在すら知りませんでした・・・。

マイル修行後(上級会員)に得られる主なメリットは以下の①~⑩です。

しかも,国内線だけでなく,国際線にもこれらのメリットが適用されます。

ANAはスターアライアンス,JALはワンワールドというグループに加盟していますので,国際線の場合はそれらのグループの航空会社であれば,ラウンジ利用や優先搭乗などのメリットを受けることが出来ます。

 

【ANAとJALで共通】

①特典航空券の優先予約

(マイルで航空券を予約する場合,通常だと予約が取りにくいが上級会員の場合は予約が取りやすくなる)

 

②ラウンジの無料利用

(ANAはANAラウンジ,JALはサクララウンジが利用可能。国内線はアルコールとスナックが無料,国際線はアルコールと食事が無料)

 

③優先チェックインカウンター・専用保安検査場の利用

 

④優先搭乗

 

⑤手荷物許容量の優待

 

⑥優先した手荷物の引き渡し

 

⑦フライトのボーナスマイル

 

⑧空席待ちの優先取り扱い

 

【ANAのみ】

⑨アップグレードポイントの付与(座席を無料でアップグレードしたり,ANA SKYコインに変更可能なポイントを搭乗分に応じて付与)

 

【JALのみ】

⑩初回搭乗ボーナスマイルとして3,000マイルが付与

 (上級会員にならなくてもクレジットカードを保有していれば1,000~2,000マイルが初回搭乗ボーナスでもらえます)

 

これらのうち,私は特に「①特典航空券の優先予約」と「②ラウンジの無料利用」が魅力的でした。

なぜなら,クレジットカードのポイントをANAのマイルに変更しており,そのマイルを使って旅行に行く際に予約が取れないことが度々あったからです。また,旅行が大好きなため,空港のラウンジを無料で使えるのも魅力的でした。

1度ステータスを取得すれば,クレジットカードを保有する限り,これらの特典を一生受けることができます。それなら早くに取得したほうが得と考え,2019年にANAのステータス(ANAスーパーフライヤーズ会員),2020年にJALのステータス(JALグローバル会員)を取得することとしました。

どちらか1つでも良かったと思いますが,2つ欲しくなるんですよね・・・。

さらに,1枚のクレジットカードで2人まで恩恵を受けられるので,家族カードを作れば4人まで無料でラウンジ利用等が可能になります。

2. 上級会員になるための条件
(ANAスーパーフライヤーズカード会員・JALグローバルクラブカード会員)

2.1 上級会員ステータス取得の条件

上級会員であるANAスーパーフライヤーズカード会員(SFC),JALグローバルクラブカード会員(JGC)になるための条件は以下で,ANAとJALでは,少しだけ条件が異なります。

条件については他のサイトで十分説明されているため,詳細は割愛しますが,とにかく飛行機に乗りまくってポイント(ANAはプレミアムポイント,JALはフライオンポイントと名前が異なる)を取得しないといけません。

どれくらい飛行機に乗る必要があるかというと,チケットの種類にもよりますが,「羽田-那覇」間であれば1~12月の1年間で18往復も必要となります。その1年間で達成できなければ,ためたポイントはゼロにリセットされてしまいます。悲しい・・・。

 

【ANAスーパーフライヤーズカード会員になる条件】

  • 1~12月の1年間で,5万プレミアムポイントを獲得

 (ANAの上級会員プラチナメンバーに自動的になる)

  • ANAのクレジットカードを作成し(すでに持っている人は不要),ANAスーパーフライヤーズカードを申請・発行

【JALグローバルクラブカード会員になる条件】

  • 1~12月の1年間で,「5万フライオンポイントを獲得」もしくは「50回以上搭乗かつ1.5万フライオンポイントを獲得」

 (JALの上級会員サファイヤメンバーに自動的になる)

  • JALのクレジットカードを作成し(すでに持っている人は不要),JALグローバルクラブカードを申請・発行

2.2 ステータス取得に要する費用・時間

イル修行のデメリットは何といってもお金そして時間です。

お金に関しては,効率の良いチケットを買った場合でも,およそ1ポイントにつき10円程度の費用がかかりますので,5万ポイントを貯めるためには約50万円が必要となります。

1回ステータスを取得すれば永久に使えるとはいえ,ものすごくお金のかかる遊びですよね・・・。

使うお金をなるべく少なくする方法については,後ほど説明します。


また,基本的には飛行機に乗らないとポイントを稼げないので,時間も必要となります。

単純に「羽田-那覇」を18往復するとして,往復6時間×18=108時間も必要です。

しかも空港での待ち時間を1フライト1時間とすると,合計144時間となり,ほかにも空港への移動時間も必要です。

こんなに長時間を使うことに意味があるかと思うときもありますが,私の場合は旅行するついでにポイントを貯めるという意識で楽しんで修行をしましたし,搭乗中は本を読んだり自分の好きなことに時間を費やしました。

3. ANAとJALのどちらのステータスを取得するべきか?

私は,ANAのクレジットカードをメインに使っており,クレジットカードのポイントがANAのマイルに変換され,ほぼ毎年無料で旅行に行くため,ANAのマイル修行を先に行いました。

一番重要なのは自分がどちらの飛行機に乗る頻度が高いかによります。

例えば,「羽田-鳥取」区間のようにANAしか就航していない路線に良く乗るのであればANA,「羽田-南紀白浜」区間のようにJALしか就航していない路線であればJALのステータスを目指すのが良いでしょう。

 

どちらに良く乗るか決まっていない場合は,JALをお勧めします。

なぜなら,JALは,ステータス取得に必要な5万ポイントのうち,5千ポイントは初回搭乗ボーナスとして毎年誰にでも付与されるからです。

そのため,自力で取得する必要があるポイントは4.5万ポイントとなり,約5万円程度の費用節約が可能です。

 

基本は,ANAとJALのどちらか1つのステータスを保有すれば十分です。しかし,どちらか1つを取得すれば,もう片方が欲しくなるのが常です。

私もその誘惑に負けて,ANAのマイル修行をした翌年,JALのマイル修行をしてしまいました。

4. 私が実施したマイル修行(2019年にANA,2020年にJAL)

私は,2019年にANA,2020年にJALのマイル修行をしました。

その際にどのような方法でポイントを取得したか,また費用はどのくらいかについて以降に示します。

 

4.1 ポイントの稼ぎ方

私のマイル修行のコンセプトは,「楽しみながら修行をすること」で,ポイントを稼ぐために,同じ路線を1日に2~3往復するなんて,お金と時間を無駄にしている感じがして絶対に嫌でした。

そのため,以下の方法で,5万ポイントを取得する方法をとりました。

 

①旅行は飛行機で移動する場所を基本にする(電車で行く場所には旅行しない)

 

②新幹線移動で良い区間をあえて飛行機に乗る

 (例えば,「東京-大阪」の新幹線移動を「羽田-伊丹」の飛行機移動にする)

 

③出張時の飛行機利用でポイントを稼ぐ

 (自腹で普通席からグレードアップもした)

 

④ボーナスポイントがもらえるキャンペーンを実施している場合は積極的に利用できるような旅行プランを計画する

(私がマイル修行した2019年はANAでは国内線で5%のポイントアップ, 2020年はJAL・ANAともにポイント2倍のキャンペーンを行っていましたので,その期間に多めに旅行した)

※キャンペーンは,ANA,JALのマイレージのところで確認できます

 

この際の飛行機は,ポイント単価(取得できるポイント÷チケットの費用)が高い早割のチケットをメインにしました。ツアーなどのチケットはポイント加算率が低いので要注意です。

詳しくは,こちらのANAJALのホームページをご覧ください。

 

結果としては,以下のようなポイントの稼ぎ方をしました。

私の場合は,仕事の出張が比較的多く恵まれた環境でした。

旅行に関しては,2019年は海外旅行でポイントを稼ぎ,2020年はコロナの影響で海外に行けないため国内(主に,北海道,沖縄がメイン)に行きました。

 

【稼いだポイントの分類】

 

ANA(2019年)

JAL(2020年)

①旅行

13,887

10,388

②出張

33,420

25,550

③新幹線移動で良い区間をあえて飛行機移動

2,574

1,696

④ボーナスポイント

647

12,504

(初回搭乗の5,000を含む)

合計

50,528

50,138

 

 

 

4.2 取得したポイントの時系列推移

取得したポイントの時系列は,下図のとおりです。

2019年のANAは,3月に修行をスタートしたため出遅れたので,その後が大変でした。

マイル修行は,絶対に1月からスタートするべきだと痛感しました。

一方,2020年のJALは,前半にポイント2倍キャンペーンがあり順調でしたが,中盤は新型コロナウイルスによって出張・旅行に行く機会が少なくなり,伸び悩みました。

どちらの場合も,最後は10~12月の後半で帳尻を合わせ,何とか5万ポイントを稼いでいます。

ポイントの時系列推移(ANA:2019年,JAL:2020年)
【ポイントの時系列推移(ANA:2019年,JAL:2020年)】

 

4.3 使用した費用

使用したお金は,2019年,2020年のどちらも10数万円程度です。ものすごく少ないです。

 

なぜなら,出張での飛行機利用があることに加え,貯まっていたマイルをANA SKYコインやe JALポイントに変換し,それでチケットを購入していたためです。

 

ANAのプラミアムポイントやJALのフライオンポイントは,マイルによる特典航空券ではポイントが加算されませんが,ANA SKYコインやe JALポイントから航空券を購入した場合には加算されます。

 

私の場合,あらかじめ狙っていたわけではありませんが,クレジットカード利用によって,ANA,JALともに数万~10万マイル程度保有していたため,結果的に使用する費用が少なくてすみました。

 

また,ハピタス等のポイントを保有している方は,そのポイントをマイルに変換できますので,有効活用する方法もあります。

 

5. 費用を安く抑えるマイル修行の方法

以上を踏まえ,費用をなるべくかけずにマイル修行する方法は以下です。

 

  • マイル修行の期間は1~12月のため,1月から修行を開始する。遅れて開始すると,後々苦しくなる。
  • ANAとJALのどちらのステータスでも良いのであれば,初回搭乗で5,000ポイントが得られるJALのマイル修行を行う
  • 出張・旅行でなるべく飛行機に乗る努力をする (遠くへの出張をなるべく沢山いれる努力をする。また,出張,旅行,帰省に関わらず,東京-大阪,東京-青森などの新幹線で移動できるところも飛行機移動にする。)
  • 飛行機の路線や座席は,ポイント単価(得られるポイント数÷チケット代金)が高いものにする(乗る回数が増えても,安くかつ楽しく旅行するため)。ただし,出張で会社のお金を使えるのであれば,許される範囲で高ポイントが得られるチケットにする。
  • イル修行をする航空会社(ANAかJAL)のクレジットカードを作成し,なるべくそのカードを使うことでマイルをためる。貯めたマイルは,ANA SKYコインやe JALポイントに交換し,それでチケットを購入する。(ハピタス等のポイントサイトのポイントをマイルに変更する方法もある)

6. マイル修行を終えて思うこと

2019年にANA,2020年にJALのマイル修行を終えた後に思うことを記載します。

 

きっかけは,空港のラウンジに行ったり,マイルを使って特典航空券を予約しようと思いましたが,新型コロナウイルスの影響で飛行機に乗る機会が減りましたので,今のところあまり上級会員であるメリットの恩恵を得ておりません。

 

それでも,マイル修行が終わったという達成感,これから永久に上流会員の恩恵を得られるという満足感があり,やってよかったと思います。

 

以下の写真は,私がマイル修行後に取得したANAスーパーフライヤーズカード(SFC,2019年に修行)とJALグローバルクラブカード(JGC,2020年に修行)で,赤丸のところに上級会員である文字や印が記載されます。

 

カードが届いた時は,うれしくためカードを見てニヤニヤしてしまう自分がいました。マイル修行したことがある人なら共感してもらえると思います。

私が取得したSFCカードとJGCカード
【私が取得したSFCカードとJGCカード】

私は,ANAのマイル修行をした後,ついついJALのステータスも欲しくなり,結局両方のマイル修行を行いました。気持ち的には両方取って良かったと思いますが,通常飛行機に乗る場合は,どちらか1つだけで良いと思います。

なぜなら,2つの航空会社を分散して乗っても,得られるマイル等も分散され,そのマイルの使い勝手が悪いからです。

私の場合は,ANAのクレジットカードをメインで使用していますので,国内線はANAを基本とし,ANAが就航していない路線の場合などだけJALを使用する予定です。

また,国際線ではスターアライアンス(ANA)とワンワールド(JAL)のどちらでも特にこだわりがないため,チケットが安い方もしくは時間や経由地の都合が良い航空会社を選ぶ予定です。

国際線に限っては,両方のステータスを保持していた方が使い勝手が良いですが,年1~2回の海外旅行ですので,それほど使用頻度は高くありません。

旅行や飛行機が好きな人なら,マイル修行に興味がある方もおられると思います。

興味があれば,入念な準備をしたうえで,マイル修行に挑んでください。

また,マイル修行のやり方は人それぞれですが,私は楽しんでマイル修行することをオススメします。一日に同じ路線を往復したりするのは苦痛であり,時間もお金ももったいないと思います。

普段より旅行を多めに行くなどにより,楽しんでマイル修行をしてみてはいかがでしょうか。

7. まとめ

本記事では,私が実施した2019年のANA,2020年のJALのマイル修行の体験談をもとに,マイル修行のメリット・デメリット,安価に修行をする方法をお伝えしました。それらのまとめを以下に記載します。

  • マイル修行後に上級会員になることで,国内線・国際線のラウンジ利用,特典航空券の優先予約,優先チェックインカウンター・専用保安検査場の利用,優先搭乗,手荷物許容量の優待,優先した手荷物の引き渡しなど,様々なメリットを生涯にわたって受けることができます。
  • ANAとJALのどちらのマイル修行を行うかは,自分がどちらの飛行機に良く乗るかの判断で決めるのが良いでしょう。ANA,JALの2つで上級会員になる必要はなく,基本的にはどちらか1つで十分です。(ただし,2つ保有すると精神的な満足度は向上します)
  • 上級会員になるには,ANA,JALのどちらも,基本的には5万ポイントを取得する必要があります(JALは50回搭乗する方法もある)
  • マイル修行は,1ポイント10円程度の費用がかかるため,50万円程度の費用が必要です。
  • なるべく安くするには,ポイント単価(得られるポイント数÷チケット代金)を意識した路線・座席を予約すること,出張を利用してポイントを貯めること,新幹線で移動する区間でも無理やり飛行機で移動すること,マイルをANA SKYコインやe JALポイントに交換し,それでチケットを購入する方法があります。
  • オススメの修行スタイルは,多めに旅行することで楽しんでポイントを貯めることです。同じ路線を1日に複数回往復しても,苦痛であり楽しめないため,お勧めしません。
旅行
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