ジムに通いたいけど,どのように選んだらよいかが分からない人も多いのではないでしょうか?
私自身,ジム選びの基準を持たないままいろんなジムを計10店舗も点々としました。
本記事では,そこで得た体験をもとに,どのようにジム選びをしたらよいかをシェアします。
目 次
1. 私が通ったジム
私が通ったジムは以下のとおりで,合計10店舗,4つの種類のジムに通いました。全て関東地方です。
引越しやいろんなジムを経験したい思いから,約12年間ジムを点々としてきました。
そこでの経験をもとに,各ジムの特徴やジムの選び方をシェアします。
系列 | 通った店舗数 | 通った店舗 |
ゴールドジム | 3店舗 | 大宮店 さいたま新都心店 東浦和店 |
コナミスポーツジム | 4店舗 | 池袋店 武蔵浦和店 北浦和店 北上尾店 |
ジェクサー | 2店舗 | 上野店 赤羽店 |
東急オアシス | 1店舗 | 十条店 |
2. ジムの特徴
ジムは同じ系列でも店舗によって,設備,料金,通っている人の特徴等が大きく異なります。
しかし,多くの店舗に通うことで,大まかな特徴が見えてきましたので,それらをシェアします。
2.1 立地別の特徴
ジムは立地によって以下の特徴があります。
①都心の駅の近くにあるジム
(例:池袋等の買い物等に利用される駅)
- 自宅・会社が近い人や通勤経路にある人達が通うジム
- 20~30代くらいの若い年齢層が多い
- 立地が良いため会費が高くなる傾向にありますが,その分設備が良い場合が多い
- 店舗や時間帯にもよるが,ジム内は混雑している場合が多い
②利便性の良い駅の近くにあるジム
(例:上野・赤羽等の乗り換えに利用される駅周辺)
- 自宅・会社が近い人や通勤経路にある人達が通うジム
- 幅広い年齢,性別の人がおり,バラエティ豊か
- 会費も高すぎず,設備も良い場合が多い
- 店舗や時間帯にもよるが,ジム内は混雑している場合が多い
③ローカル駅の近くにあるジム
(例:十条,北浦和など地元の人でないと普段行かない駅周辺)
- 基本は地元の人達が通っているジム
- 20~30代の方もおられますが,比較的年配の方も多い
- 設備は,「①都心にあるジム」や「②利便性の良い駅にあるジム」と比べて劣る場合が多い
- マシンの数は比較的少ないものの,利用者も少ないため混雑感はあまりない
2.2 系列別の特徴
大手のジムでも,ゴールドジム,コナミなど沢山の系列があります。
もちろん同じ系列でも店舗により違いはありますが,大まかな特徴を以下に示します。
①ゴールドジム
- 言わずと知れたガチガチにマッチョな人やマッチョになりたい人が多く通うジム
- フリーウエイト(バーベル・ダンベルを使った筋トレ)の設備が充実しており,ベンチプレスやスクワットラックなどが沢山ある
- マッチョな人が沢山いるが,痩せている人もいる。また,女性専用の筋トレエリアがあるうえ女性対象のスタジオプログラムが多いことから,女性会員も意外といる(マッチョな人達は,基本スタジオプログラムには参加せず各々で筋トレしている)
- プールは基本ない(一部の店舗はある)
- 風呂は,浴槽・サウナの有無は店舗により異なる。また,サウナがあるけど,水風呂がない店舗もあるため,サウナ目的の人は注意が必要(サウナがない水風呂は,意味がないと私は思っているのですが・・・)
- 多くの店舗は24時間営業ではないが,一部24時間営業のジムがある
- 休館日が月1回程度であり,他の大手ジムと比べて少ない
②コナミスポーツクラブ
- 国内で最も店舗が多いジムで全国にある
- 店舗によって設備の充実度がランク分けされている(私は最も低ランクのⅠ~高ランクのⅣのうち,Ⅲ以上の施設だと非常に気持ちよく利用できるレベルだと感じた)
- ランニングマシン,筋トレマシンが充実しているが,フリーウエイト施設は少ない
- スタジオプログラムが充実している
- プール,浴槽,サウナ,水風呂があるジムが多い(これらが無いジムも一部ある)
- 24時間営業ではない
- 週1回の休館日を設けている場合が多い(曜日は店舗により異なります)
③ジェクサー
- JR東日本系列のため,関東地方しか店舗がないが,アクセスが良い位置にある
- ランニングマシン,筋トレマシン,フリーウエイト施設がバランスよく設置されている
- プール,浴槽,サウナ,水風呂があるジムが多い(これらが無いジムも一部あります)
- 立地が良い店が多いせいか会員が多く,特に風呂が混んでいた(店舗により異なる)
- 24時間営業ではない
- 週1回の休館日を設けている場合が多い(曜日は店舗により異なります)
④東急オアシス
- コナミスポーツとほぼ同じ料金,設備です。
- コナミとの違いは,一部の店舗で24時間営業をしています。
⑤24時間営業のジム
- 基本的に24時間営業
- 有酸素運動,マシン系が多いが,フリーウエイト施設もある
- プールやスタジオプログラムがない
- シャワーのみで浴槽がない場合が多い
- その分会費が比較的安い(大手だと1ヶ月1万程度に対し,6~7千円程度が多い)
また,上記の特徴について,横軸を「フリーウエイト」と「有酸素・筋トレマシン」,縦軸を「スタジオプログラムの充実度」として整理したのが以下の図です。
(店舗により違いはありますが,大まかな傾向の参考にはなります)
3. ジムに通う人の分類
ジムに通っている人の分類と特徴を,私なりに以下に整理しました。
基本的に,年齢,体形,服装でどの分類の人かがわかる場合が多いです。
①マッチョ・細マッチョの人や目指している人
(筋トレが趣味の人,アスリートを含む)
ほとんどが男性で,体つきですぐにわかります。ゴールドジムに沢山いる人たちです。ジムにいる時間の大半をフリーウエイトゾーンで筋トレしています。
②運動不足を解消させたい人
一番ジムに多い人です。男性・女性の両方がおり,年齢層の幅も広いです。
多くの人は,有酸素運動をしている人,マシンを使う人で,たまにフリーウエイトをする人もいます。
③意識高い系の人・自分磨きをしている人
女性が多く,タンクトップを着たお姉様が多いので,服装を見ればすぐにわかります。たまにたまにお兄様もおり,バンダナをつけているなど,服装ですぐにわかる場合があります。
この人たちは,スタジオプログラムに積極的に参加しています。
④風呂に入りに来ている人
トレーニングゾーンでは見かけないのに,風呂場で見かける人達です。年配の人が多く,浴槽があるジムに一定数います。土日の夕方に良く出没します。シャワーしかないジムには基本いません。
4. ジムを選ぶ際のポイント
ジムを選ぶ際のポイントを以下に整理しました。
皆さんのジム通いで,どの項目を優先させるかで,ジム選びをします。
ジムの場所
ジム通いを生活のどのタイミングで入れるかによって,場所を決めます。会社帰りに行きたいのなら通勤途中の駅,高頻度かつ休日にもジムに通いたいなら,自宅近くの一択です。
トレーニングする曜日・時間
大手は,週一回の休館日を設けているジムが多いです(特に月曜や水曜が多い)。自分が通いたい曜日が休館日のジムは避けましょう。
また,夜21~23時に閉館するジムが多く,遅めの時間に通いたいなら23時まで営業しているジム,深夜や早朝に通いたい場合は24時間営業のジムにしましょう。
トレーニング内容や設備
どのトレーニングを重視したいかを決めておらず,まずは通ってから色々やってみたい人は,設備が充実している大手のジムが良いでしょう。
ランニング・自転車等の有酸素運動や筋トレマシン系はもちろん,フリーウエイトもあります。また,スタジオプログラム,プール,浴槽などの設備も充実しています。
筋肉の肥大化が目的ならフリーウエイトの設備が整っているジム(代表例はゴールドジム)にするべきでしょう。
ジムにいる人
ジムでの交流を求めたり,他の会員を見て刺激が欲しい人は,トレーニングの趣向が一致する人が多いところがよいでしょう。
例えば,ゴリゴリにマッチョになりたいなら,ゴールドジムで周りの人達を見て刺激をもらいましょう。(私は痩せていますが,刺激をもらいにゴールドジムに通った時期があります。)
会費の値段
会費は,24時間のジムが安く,月6~7千円くらいです。
大手(コナミ,ジェクサー,東急オアシス,ゴールドジムほか)は,月1万円くらいとやや高めですが,スタジオプログラム,プール,浴槽などの設備が整っています。
5. 私のジムの選び方
私がジムを選ぶ条件は,以下の①~③がそろっていることです。②のサウナ・水風呂は大手ジムにしか基本はありません。
これに加えて,可能であれば④のフリーウエイト設備が充実しているところを選びます。
①自宅から近い【一番重要】
高頻度でジムに通うなら,自宅から近いのが一番です。
職場から近いのも悪くありませんが,休日にジムに行く気がなくなります。
②サウナ・水風呂があるジム 【ジムの楽しみ】
継続的にジムに通うためには楽しみが必要です。私の楽しみは,ジム後のサウナと水風呂のため,これらがあるジムを選びます。
https://diversification-blog.com/sauna/
③営業時間が23時以降 【仕事後の遅い時間に通うため】
仕事から帰宅するのが遅くなる場合が多いため,営業時間が23時のジムにします。
もちろん24時間営業のジムでも良いのですが,24時間営業のジムは,サウナ・水風呂がなかったり,あっても深夜は入れない場合も多いため注意が必要です。
④フリーウエイト設備が充実 【筋肉の肥大化を目指す人は必須】
私の場合,ジムにいる時間の約半分は,フリーウエイト(ビッグスリー:ベンチプレス,スクワット,デッドリフト)をしているため,必須ではありませんが,そのための設備が充実しているジムの方がありがたいです。
6.まとめ
本記事では,計10店舗のジムに通った経験から,ジムの特徴を整理するとともに,ジム選びのポイントを示しました。
ジムを選ぶ際には,立地,トレーニングの内容や設備,営業時間,休館曜日,プール・浴槽・サウナ・水風呂等の有無,ジムにいる人の特徴,会費(料金)などから,自分の優先度を決めたうえで,絞り込んでいくのが良いでしょう。
また,ジムは同じ系列店でも,店舗によって設備等が大きく異なりますので,無料体験をしたうえで入会するかを検討するのが良いでしょう。
https://diversification-blog.com/home-gym/