都心勤務の会社員だから田舎暮らしができないと思っていませんか?
私も以前までそう思っていましたが,都心から片道1.5時間程度の通勤時間の地域であれば,テレワークをうまく使うことで,十分田舎暮らしをすることができます。
この記事では,田舎暮らしに興味がある会社勤めの方に向けて,田舎暮らしをするためのハードルの低さを知ってもらうために記載したものです。
私自身,会社員として都心に通いつつ,田舎暮らしを始めて最高に良いと思ったため,皆さんもぜひお試しください。
目 次
1. 都心から近くても十分田舎暮らしを体感できる
都心からある程度近い地域でも,十分田舎暮らしを体験できます。
以下の写真は,私が住んでいる埼玉県飯能市で,通勤時間は片道1.5時間程度の場所です。
この地域は山間地域のため,雄大な山の景色が楽しめるうえ,綺麗な川が流れており夏場はバーベキューやキャンプを楽しむ人が多く見られます。
とても都心から1.5時間で移動できる場所とは思えないほど自然豊かです。
この環境に都心に会社勤めをしながら楽しめると思うとわくわくしませんか?
2. 都心勤務で田舎暮らしができる場所は限られている
とはいえ,都心勤務の会社員は,一定の頻度でオフィスのある都心に通勤しなければいけないため,住める場所が限られます。
東京勤務の場合,片道で1.5時間程度の通勤時間だと,主に以下の地域となります。
- 東京都 青梅市 (主な最寄り駅:青梅)
- 東京都 あきる野市 (主な最寄り駅:武蔵五日市)
- 東京都 八王子市 (主な最寄り駅:高尾)
- 埼玉県 飯能市 (主な最寄り駅:飯能駅)
- 茨城県 つくば市 (主な最寄り駅:つくば駅)
海を楽しめる地域は都心からは遠いのでなかなか難しいですが,山の自然が楽しめる地域は意外と沢山あります。
3. 週2回ほどテレワークがないと田舎暮らしは難しい
片道1.5時間の通勤時間は,移動中に本を読むなど,自分の好きなことができるものの,やはりつらいものがあります。
会社勤めで土日(週2回)が休みの場合,平日5日のうち2日はテレワークをして,週に4日は自宅にいられるようにしたいところです。
私の感覚では,週に1~2回の頻度でオフィスに出勤するのであれば,それほど苦痛なく通勤することができます。
むしろ,都心に通勤するついでに,田舎で手に入りにくいものを買えるため,ちょうどよい機会ととらえています。
4. 田舎暮らしが気に入らなければ引っ越せばよい
田舎暮らしが気になる方は,まず引越しみることをおすすめします。
何事も体験しないと,その良し悪しはわからないためです。
田舎で一定期間生活した後,今後も田舎に住み続けるか,都会に戻るかを決めればよいです。
もし気に入らなくても,田舎暮らしの家を賃貸とすれば,引越しの手間と費用がかかるぐらいで済みます。そう考えるとハードルが下がりますし,気が楽になりませんか?
(人によっては,新たに車を購入する必要がありますが,安い中古車を購入すれば,10万円ほどで十分手に入ります。)
田舎暮らしを体験せずに,頭がもやもやするくらいから,一度体験してみる方が手っ取り早いですし,良い経験になるでしょう。
特に,一人暮らしや夫婦二人暮らしの方は,子供の転校等を気にしなくても良いため,気軽に引越しができます。
5. まとめ
本記事では,都心勤務の会社員でも,テレワークをうまく活用することで,田舎暮らしができることをお示ししました。以下にまとめを記載します。
- 都心から片道1.5時間程度の地域で,十分田舎暮らしを体感できます。
- 通勤時間1.5時間で自然豊かな場所は,青梅市・あきる野市・八王子市(東京都),飯能市(埼玉県),つくば市(茨城県)で,山の自然が豊かな場所です。
- 1週間のうち,半分以上は自宅にいないと通勤が大変なため,土日休みに加え,週に2回以上のテレワークを行える環境であれば,十分田舎暮らしができます。
- 田舎暮らしの良し悪しは実際に体験しないとわからないため,田舎暮らしに興味がある会社員の方は,まずは賃貸で家を借りて,試しに田舎暮らしをすることをおすすめします。仮に自分に合わなければ,再度引越しをすればよいだけなので,気軽に試してみるのが良いでしょう。