シェアハウス

オークハウスの「ソーシャルレジデンス」のメリット・デメリット【口コミ】

オークハウスが運営している住居者同士の交流がある建物の「ソーシャルレジデンス」について,そのメリット・デメリット,グローバルエージェンツが運営するソーシャルアパートメントとの違いなどをシェアします。本記事は,ソーシャルレジデンスやソーシャルアパートメントに興味がある方に向けた書いた記事です。

目 次

1. ソーシャルレジデンスとは

シェアハウスの運営数が国内トップの会社である「オークハウス(OAKHOUSE)」が運営している住居者同士の交流がある建物です。マンションに共通のラウンジ等があり,住居者同士の交流ができます。

シェアハウスは1つと家を複数人で使用するのに対し,ソーシャルレジデンスはより大きい建物を複数人でシェアし,さらに交流を目的としたラウンジやシアターなどがあるものです。

「グローバルエージェンツ」という会社が提供している「ソーシャルアパートメント」と同じようなもので,提供している会社が異なります

ソーシャルレジデンスは,全36の建物があり,東京・神奈川・埼玉・千葉の関東域が大半ですが,兵庫県にも物件があります。

2. ソーシャルレジデンスとソーシャルアパートメントの比較

ソーシャルレジデンス(オークハウスの登録商標)とソーシャルアパートメント(グローバルエージェンツの登録商標)は,どちらも交流を目的とした住居ですが,いくつか違いが見られます。

建物によって,家賃や共用施設等が左右されますが,大まかにその違いを下表に整理しました。

 

①ソーシャル
 レジデンス

②ソーシャル
 アパートメント

備考

運営会社

オークハウス

グローバルエージェンツ

 

家賃


通常の一人暮らしと同等が少し高いがソーシャルアパートメントより安い
敷金・礼金が不要で初期費用が安い


通常の一人暮らしより高い

建物によって異なる

共用施設


ソーシャルアパートメントと比べ,さらにジム,大浴場などがある場合がある


ラウンジ,シアターなど

建物によって異なる

共用設備


施設により異なる


高級家電が多い

 

個室の家具・家電

ベッド・机などが付き

基本は付いていない

 

外国人比率

10~60%程度
(ソーシャルアパートメントより多い)

5~30%程度

建物によって異なる

交流

ソーシャルアパートメントより交流に重きを置いていない

主に日本人の交流を主目的とした人向け。

建物の入居者が多いほど交流が活発になる傾向

 

家賃を低めに抑えたい場合,外国人の友達が欲しい場合は「①ソーシャルレジデンス」ですね。また,ソーシャルアパートメントよりも遊んでいる感じが少ないようなので,自分の時間も大切にしつつ他の住居者と交流したい場合にも適しているでしょう。

私は住んだことがありませんが,内覧をしたことがありますし,住んでいる人に話を聞きました。ただし,部屋数が多い建物になると騒がしくなります。私のように自分の時間を大切にしたい場合は,30部屋くらいがいいでしょう。また,個人的には,ソーシャルレジデンスのジムや大浴場がある物件はかなり魅力的です。ジムへの移動時間や毎月の会費も節約できますので,ジムに行く人にとってはお得感があります。

家賃が高くてもいいから,他の入居者とワイワイ騒ぎたいなら「②ソーシャルアパートメント」ですね。私も住んだことがありますが,特に部屋数が多い建物ほど賑やかになります。

ただし,ソーシャルアパートメントは大人数で騒ぐのが好きな人,コミュニケーション力が高くて人とすぐになじめる人にはいいのですが,内気な人や自分の時間を大切にしたい人には不向きです。

本ブログの「ソーシャルアパートメントに住んで感じたメリット・デメリット」に私の体験談を記載しましたので,良ければご覧ください。

3. ソーシャルレジデンスのメリット・デメリット

ソーシャルレジデンスのメリット・デメリットを以下に整理します。個室があるとはいえ,集団生活ですので,合う人・合わない人の個人差が出ますので注意してください。

3.1 メリット

3.1.1 色んな人と交流できる

何といっても人と交流できるのがソーシャルレジデンスの最大のメリットでしょう。仕事以外に,色んな年齢・国籍の人と交流ができる良い機会です。

日々の生活でもラウンジで居住者と交流できる他,定期・不定期にイベントが開催されます。

3.1.2 ラウンジでリモートワークができる

個室とラウンジの両方でリモートワークが出来ます。個室で仕事をして集中力が切れたら,ラウンジで仕事をするなど,いろいろと使い分けるのも良いかもしれません。

仕事の合間に居住者との会話が生まれる可能性もあります。

3.1.3 初期費用が安い

敷金・礼金が不要で,しかも各個室に家具もついており,初期費用が安いです。

また,契約料が無料になるキャンペーンをやっている場合もあります。

外国人比率が高い理由の1つとして,初期費用が安いことが関連していると考えられます。

3.1.4 建物によってはジムや大浴場がある

物件によりますが,ソーシャルレジデンスは,ジムや大浴場があります

ジムの移動時間も会費もかからないですし,場合によっては居住者と一緒にトレーニングできるとか最高じゃないですか。

私は「グラン戸田」というソーシャルレジデンスを内覧しましたが,建物もジムも満足いくものでした。ソーシャルアパートメントとかなり悩んだ結果,立地条件や人が多い方がいいかなとあまり浅い考えでソーシャルアパートメントにしました。

3.1.5 入居者の情報が事前に把握できる

意外に大事なのがこれです。

オークハウスのソーシャルレジデンスのHPで,「ソーシャルレジデンス → ソーシャルレジデンス物件一覧」を選択すると,男女比,外国人率,年代が分かります。

色んな人と交流ができるのがこの建物の良いところですが,やはり同じ性別や年齢の人が一定数いることを確認できた方が安心できます。

また,外国人の友達が欲しいときには,外国人率を要チェックです。私が内覧した物件では,アジアだけでなく,欧米の人も結構住んでいるようでした。

3.2 デメリット

3.2.1 少し古い建物が多い

物件によりますが,比較的古い建物が多いです。私が内覧した限り,使用にあたって全く問題ないレベルでしたが,極端にきれいさを求める人であれば,注意が必要です。

 

3.2.2 ソーシャルアパートメントほど知名度が低い

ソーシャルアパートメントを運営する「グローバルエージェンツ」は,ブランディングや広告が非常にうまく,集団で住居する建物の第一シェアを確保しています。合計60の物件数もあります。

一方,ソーシャルレジデンスを運営する「オークランド」は,シェアハウスの運営数が国内トップである一方,集団で居住する建物の知名度は高くありません。しかし,広告費用を抑えているおかげか,家賃はソーシャルアパートメントと比べ安くなっています。

 

3.2.3 コミュニケーションが極端に苦手な人には合わない

これは言わずもがなですが,人と交流することを1つの目的としている居住形式ですので,コミュニケーションが極端に苦手な人な避けたほうが無難でしょう。

コミュニケーションが苦手でも,交流したい気持ちがあれば,ラウンジに顔を出し続ければ,友達はできるでしょう!

4. 内覧から契約までの申し込み方法

インターネットで調べた情報以外に,下見(内覧)して物件を決めることを強くお勧めします。

内覧から契約までの申し込み方法は,以下のとおりHPから行います。

  1. オークハウスのHPから,「ソーシャルレジデンス → ソーシャルレジデンス物件一覧 → 物件を選択 → 下見・予約はこちら」を選択します。

  2. 必要情報を記入して必ず下見(内覧)する日を選択します。

  3. 担当者から下見(内覧)の連絡があり,下見(内覧)を実施します。その際に,不明点があれば質問して教えてもらいましょう。また,契約する場合の詳細もその時に教えてもらえます。契約するかはその場で決めなくて構いません。

  4. 契約する場合は後日連絡し,必要書類を提出します。大まかな契約はここまでで,以降は,引越しなどいろいろあります。

https://diversification-blog.com/social-apartment/