パソコンのデスクトップ上にファイルやフォルダがあふれていることによって,気が散ってしまい作業効率が落ちたり,必要なファイルを探すのに時間がかかったりしてしまいます。一方で,デスクトップにはよく使用するアプリケーションのショートカットを置いておいた方が,作業がしやすくなります。
そこで,必要なショートカットやファイルをデスクトップに置いたうえで,デスクトップをきれいに保つ超簡単な方法を考えましたのでシェアします。
この方法は,超簡単ですぐにでも実施可能な方法ですが,インターネットを検索しても出てきませんでしたので,ぜひ活用してください。
目 次
1. デスクトップをきれいに保つメリット
パソコンのデスクトップをきれいに保つ主なメリットは以下です。作業効率だけでなく,自分の気分も良くなりますし,他人からの印象も良くなります。
①視覚に邪魔なものが入らないため作業に集中できる
②必要なファイルを探すのに手間取らず作業効率が上がる
③間違ったファイルをメールに添付するミスなどを抑制できる
④ファイルが整理されており気分が良い
⑤他の人から整理整頓ができると思われる
(意外と自分のデスクトップは他の人から見られています。だって私も人のデスクトップを見てしまいますもん!!)
2. デスクトップが散らかる理由
デスクトップが散らかる理由を以下に整理します。
- メールの添付ファイルやダウンロードしたファイルをデスクトップに保存したままになっている。
- 一時的な作業ファイルをデスクトップに保存したままになっている
- アプリケーションやファイルのショートカットを置いており,上記の一時的なファイルなどとごちゃまぜになっている
これらをまとめると,デスクトップが散らかる要因は,「一時的なファイルやフォルダがデスクトップに置きっぱなしになっている」,「一時的なファイルと常に置いておきたいアプリケーションのショートカットなどがごちゃまぜになって整理するのが面倒になる」という2つの理由が見えてきました。
3. デスクトップをきれいに保つ超簡単な方法
3.1 デスクトップをきれいに保つ超簡単な方法の概要
デスクトップをきれいに保つ超簡単な方法は,アプリケーションのショートカットやごみ箱など,常にデスクトップに置いておきたいものを右側に配置し,一時的なファイルは左側に配置することです。
すると,新たにデスクトップに保存されるファイル(メールの添付ファイル,ダウンロードしたファイル,解凍したファイルなど)は,自然と左側に配置されます。
これにより,常にデスクトップの左側は仮置き場所として明確になり,不要なファイルの整理が意識しなくとも整理ができます(ファイルがあると気になって整理してしまいます)。
アプリケーションのショートカットをデスクトップに配置することが私の作業効率的に重要で,右側に配置してもすぐに慣れますので問題ありません。
合わせて,以下を行えば,よりデスクトップがきれいになります。
- デスクトップのアイコンを問題なく見える程度に小さくする(Ctrl+マウスのスクロール)
- ファイル等をフォルダにまとめる
- 中期的に置いておきたいファイルは,上に置く(下でも良い)
- アプリケーションのショートカットは,タスクバーにピン留めしたうえでデスクトップ上から削除する (アイコンを右クリックして「タスクバーにピン留めする」を選択)
- フォルダへのショートカットは,クイックアクセスにピン留めしたうえでデスクトップ上から削除する (フォルダを右クリックして「クイックアクセスにピン留めする」を選択)
3.2 具体的な整理手順
これらの方法による整理手順は,以下のとおりです。
- 以下は散らかったデスクトップの例です。アプリケーションのショートカット,ファイル,フォルダ等が散乱しています(以下の例より散らかっているデスクトップも良く見かけますが・・・)。
- 「Ctrl + マウスのスクロール」でアイコンを問題ない範囲で小さくします。また,左側は一時的に保管するものを配置し,右側は常におきたいものを配置します。
- 左側に配置した仮置きファイル等をフォルダでまとめて見やすくします。また,上には中期的に保存したいファイルやフォルダを配置し,左側の仮置きファイルとごちゃまぜにならない位置に配置します。なお,中期的に保存したいものがなければ,無理に配置する必要はありません。
- 使用頻度の特に高いアプリケーション(インターネットのブラウザやワードエクセルなど)のショートカットは,「右クリック → タスクバーにピン留めする」により,タスクバーにショートカットを作成し,デスクトップ上から削除します。
- また,そこまで使用頻度の高くないフォルダのショートカットは,「右クリック → クイックアクセスにピン留めする」により,タスクバーにショートカットを作成し,デスクトップ上から削除します。
これでだいぶデスクトップが見やすくなりました。一時的なファイルは左側に作成されるため,目につきやすく,不要なものは自然と削除できます。
4. まとめ
- デスクトップが散らかる主な理由は,「一時的なファイル・フォルダがデスクトップに置きっぱなしになっていること」,「一時的なファイル・フォルダと常に置いておきたいアプリケーションのショートカットなどがごちゃまぜになって整理するのが面倒になること」の2つです。
- そのため,デスクトップをきれいに保つには,アプリケーションのショートカットやごみ箱など,常にデスクトップに置いておきたいものを右側に配置し,一時的なファイルは左側に配置します。
- こうすることで,ダウンロードしたファイルやメールの添付ファイル等の一時的なファイルは左側に配置され,一時的なファイルが明確となり,自然と整理ができます。
- この方法は,新たにアプリケーションをインストールする必要もなく,デスクトップの配置の方法でデスクトップをきれいに保つことができます。