健康のために試験的に毎日飲み始めた「甘酒」について,口内炎,便秘,肌荒れへの効果が実感できました。特に,口内炎には効果的でした。その体験談をお伝えします。
・健康のために甘酒を飲もうと思っている人
・口内炎を予防もしくは早く直したい人 【特におすすめの人】
・美容意識が高い人や便秘を解消したい人
目 次
1. 甘酒の種類
甘酒には,以下の2種類があります。この記事で私が飲んだ甘酒は,「①米麹から作られる甘酒」です。
①米麹から作られる甘酒 【今回の対象】
米麹にお湯を入れて,麹菌の働きにより作成される甘酒です。アルコールは含みません。
②酒粕から作られる甘酒
酒粕に砂糖等を加えて作成した甘酒です。アルコールを含みます。
2. 甘酒の成分
甘酒は,飲む点滴と言われるほど栄養成分が高い飲み物です。特に,ビタミンB群(ビタミンB1・B2・B6・B12,ナイアシン,パントテン酸,葉酸,ビオチンの8種類)が豊富です。
このビタミンB群は腸を健康にしてくれます。
また,水溶性で過剰に摂取しても尿として排出されるため,毎日継続的に摂取することが求められます。
ビタミンB群の科学的な効果については,例えば以下の『元気なままで長生きしたければ「腸にいいこと」だけをやりなさい! (藤田紘一郎)』や『あらゆる不調をなくす毒消し食(小垣佑一郎)』で解説されています。
3. 私が飲んだ甘酒の量と期間
私が飲んだ甘酒は全てスーパーで売られている市販のもので,全部でだいたい10種類程度を飲みました。
どれも特に効果の違いがあったようには思いませんが,個人的には以下の甘酒をよく飲みます。値段は1リットルで500円程度です。
場所によってはスーパーで購入できますし,原材料に,化学調味料,砂糖,食塩を含んでいないためです。
同じメーカーから,似た商品で食塩入りの甘酒もありますので,ご注意ください。
この商品に限ったことではなく,甘酒は値段が結構高いです。そのため,米麹を購入し,炊飯器等で自作される方もいます。
飲み始めたときは,効果がわかりやすいように,通常よりも多い量として,3~4日で1リットルのペースで,約2か月を飲んでいました。現在は,1週間で1~1.5リットルのペースです。
「酒」と書かれていますが,ノンアルコールなので,仕事中にも飲んでいました。周りから変な目で見られますが,気にしないようにしました^^
【追記】
ネットで売られている無添加甘酒も飲み比べたところ,味が良いわりに値段が安い以下の甘酒を飲むようになりました。コスパが良いのでオススメです。
詳しくは本ブログの「無添加の甘酒8種類の飲み比べからオススメを紹介」をご覧ください。
4. 甘酒を飲んで実感できた効果
甘酒を飲み続けることで実感できた効果は,以下の3つです。このうち,「①口内炎の予防・治癒」が最も実感できた効果です。
①口内炎の予防・治癒
私は,仕事が忙しく〆切のプレッシャーを強く感じるときに,口内炎になりやすい性質があります。
しかし,甘酒を飲み続けた時は,例年以上に仕事が忙しい時期だったのですが,口内炎ができませんでした。この口内炎問題は,毎年仕事の繁忙期に私を悩ませる問題なのですが,甘酒でここまで予防できたのは驚きでした。
また,口内炎ができた後に甘酒を飲んだ場合でも,通常より治りが早いと感じました。
②肌荒れの解消(美肌効果)
私は,乾燥しやすい冬になると,ヒジ付近の肌がカサカサになる場合があります。
しかし,甘酒を飲み続けると,2週間程度でいつの間にか,このカサカサがなくなりました。
このように,甘酒は,肌のトラブルを解消し,美肌にする効果があると感じました。
③便秘の改善
私は男性にしては珍しく便秘気味で,3日に1回程度のお通じです。
しかし,甘酒を飲み続けると,お通じの頻度が2日に1回程度とやや便秘が改善され,その結果,便秘による気分の落ち込みが緩和されました。
なお,腸の状況を改善することで,脳に良い影響(脳腸相関)を与えます。「脳腸相関」の説明は,他のHPでも数多く説明されているため,ここでは割愛します(脳腸相関の参考HP)。
5. 甘酒を飲み続けるための課題
甘酒を飲むこと,また飲み続けることに対して,以下の課題が生じる場合があります。ただし,これらには個人差があり,特に気にならない方もおられます。
①味が美味しくない
独特の甘さが苦手の人が結構おられます。このような方は,他の飲み物と混ぜて飲む方法があります。私もこの独特の甘さが得意ではありません。
そのままでも飲めますが,自作の野菜ジュースを作成するときに甘酒をいれて飲む場合が多いです。
また,米粒が入っているため,おかゆのような舌触りが苦手な人もおられます。
この舌触りが苦手な方は,米粒が入っていない市販品を購入することをお勧めします。
「3. 私が飲んだ甘酒とその量・期間」で記載した私がよく飲んでいる甘酒は,このような舌触りがありません。
②甘酒の費用が高い
健康に効果的な甘酒ですが,値段が高いのがネックです。
今の私のペースだと,1週間で1~1.5リットル(約500~750円)のため,1カ月で約2,000~3,000円かかります。家族で生活している人は,さらに人数分の費用が必要です。
市販の甘酒はどれもある程度高い値段であるため,仕方ないのですが,安く抑えようと思うと,米麹を購入し,炊飯器等で自作する方法があります。私は自作したことがありませんが,おおむね市販のものと比べ,だいたい半額程度になるようです。
→甘酒を自作すると,半額程度になりました。よければ本ブログの「節約のために甘酒を自作したら味も良く満足感が得られた!!」もご覧ください。
③カロリーが高い
甘酒は,意外とカロリーが高く,100mlあたり100kcal程度あります。200ml飲めば約200klcalのため,おにぎり1個分程度のカロリーになります。
私はあまり気にしていませんでしたが,ダイエット等でカロリー制限されている方は,飲む量に気を使う必要があります。
6. まとめ
健康のため甘酒(米麹から作られるノンアルコール)を飲み続けた結果,以下のことを実感できました。
- 甘酒を飲み続けることで,①口内炎の予防・治癒,②肌荒れの解消(美肌効果),③便秘の改善 の効果が実感できました。
- 上記①~③の効果は,甘酒に豊富に含まれるビタミンB群による作用と思われます。このビタミンB群は水溶性で過剰に摂取しても尿として排出されるため,継続的に摂取し続けることが望ましいでしょう。
- 甘酒は,その味や舌触りを苦手とする人,費用がある程度高いこと(市販品だと,1か月あたり2,000~3,000円/人),カロリーが高いこと(100mlあたり100kcal程度)がネックになる場合があります。
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