甘酒は「飲む点滴」といわれるほど身体に良く,私は特に口内炎の予防に効果的なため,毎日飲んでいます。
しかし,市販の甘酒は費用が高く毎日飲むと費用がかかるため,節約のために甘酒を自作することにしました。
本記事は,実際に甘酒を自作した体験を踏まえ,甘酒を自作するメリット・デメリット,作り方等をまとめたものです。
・甘酒が好きな人
・甘酒の費用を抑えたい人
・甘酒を自分で作りたい人
目 次
1. 甘酒の自作はアリかナシか?
結論としてはアリです。
市販のものを購入するより値段が安いうえ,甘さ控えめで美味しいためです。また,自分で作ったという満足感も得られます。
今後は,時間があるときは自作で,そうでないときは市販の甘酒を購入しようと思っています。
それでは,このように思った理由を以降に記載します。
2. 甘酒を自作するメリット
甘酒を自作するメリットは,以下のとおりです。
2.1 費用が安い
一番のメリットは「価格が安い」ことです。
市販の甘酒だと,私が好んで飲んでいるコスパの良い以下でも900mLで600円程度です。
ところが,自作すると,以下のとおり,光熱費込みでも900mLで300円程度です。
どの米麹をつかうか,使用する米麹の量,お米をいれるかどうかによって値段が変わってきますが,市販の甘酒の半分程度の費用になります。
・米麹(200g程度) ・・・ 約200円
・お米(150g程度) ・・・・約50円(入れずに作ることも可能)
・光熱費・水道代 ・・・・・ 約50円
2.2 甘さがまろやか
市販の甘酒は無添加のものでも甘味が強いです。この強い甘さを苦手とする人もいます。
しかし,自作の甘酒は甘さがまろやかで,飲みやすくなっています。
甘さの度合いは好みで分かれると思いますが,私はまろやかな自作の方が好きです。
2.3 自作することによる満足感が得られる
市販のものを自作することで,満足感が得られます。
また,添加物などを使用していない安心感もあります。
この感覚は,甘酒に関わらず,パンやヨーグルトも同様で,場合によっては価格以上にメリットになります。
3. 甘酒を自作するデメリット
甘酒を自作するデメリットは,以下のとおりです。
3.1 時間と手間がかかる
一番のデメリットは,時間と手間がかかることです。
調理に20分程度必要です。意外と簡単に作れます。ただし,調理後,発酵させるために8時間程度保管する必要があります。
つまり,発酵時間が必要なため,調理後すぐに飲めません。
3.2 市販のものより甘さが弱い
自作の甘酒は,市販のものより甘さが弱いです。
甘酒に甘さを求めている人にとっては物足りないかもしれません。
ただし,乾燥麹ではなく生麹を使うこと,麹と合わせてお米を入れることで,
4. 甘酒の作り方
4.1 必要な材料・道具
必要な道具,材料は,以下のとおりです。
発酵時に温度を保つ必要があり,今回は最も手軽な魔法瓶を使います。
【調理器具】
・魔法瓶(炊飯器,甘酒メーカーでも可)
・温度計
・調理器具(鍋)【材料】
・米麹(生もしくは乾燥)
・米(入れなくても良い)
・水
4.2 甘酒の作り方
自作手順は以下のとおりです。
失敗するとすれば,②の温度管理がうまくできていない場合がほとんどです。
甘味が弱すぎると思ったら,②の温度が65度より高すぎたり・低すぎたりしています。
- 鍋に水(600cc)と炊いた米(150g)を入れます
(炊いた米は入れなくても作れます。) - 65度まで加熱し,65度になったら火を止めます。加熱しすぎたら65度になるまで人止めて待ちます。この温度管理が最も重要なため,必ず温度計で温度を確認します。
- 米麹(200g)を鍋に入れて,かき混ぜます
- 8時間程度発酵させます。発酵を促すために,発酵中に1~2回ほど魔法瓶を振って混ぜたほうがいいですが,混ぜなくても甘酒は作れます。
- 時間になったら別の容器(瓶やタッパー)に入れて,冷ました後に冷蔵庫に保管。
簡易的に甘酒を作るなら魔法瓶がオススメで,以下は中の温度が冷めにくいのでうまく発酵がしやすいです。
私は登山で,この魔法瓶にお湯を入れて,頂上でカップラーメンを食べるために使っていますが,甘酒の自作でも活躍しています。
5. まとめ
本記事では,甘酒を自作することのメリット・デメリット,甘酒の自作手順等について,ご紹介しました。本記事のまとめを以下に記載します。
- 甘酒を自作することで,市販のものより半分程度の費用に抑えられます。
- 甘酒を自作するメリットは,費用が安い,甘さがまろやか,自作することで満足感が得られることです。
- 甘酒を自作するデメリットは,時間と手間がかかる,市販のものより甘さが弱いことです。
- 甘酒の自作に必要な調理器具は,魔法瓶(もしくは炊飯器,甘酒メーカー)です。必要な材料は,米麹(生もしくは乾燥),米,水です。
- 甘酒の自作は,20分ほどの調理時間が必要で,その後発酵に8時間程度必要です。